【宇多野YH】2013.02 隠れた京の魅力こっそりお話しします。「キョウ ノ ヨリミチ」


キョウノヨリミチとは・・・

地元の学生や宇多野YHのスタッフが、ガイドブックに(たぶん?)載っていない、

ひと味もふた味も違う京都を紹介します。

 

 

この企画は「若者コンシェルジュ・プロジェクト」という学生主体のメンバーで構成されたプロジェクトです。

自分たちの興味のある地域やテーマをフィールドワークして見つけてきた地域の宝を発表します。

今回は近くの立命館大学のゼミと協力して一緒に発表をします。こうご期待!

 

■対象:宇多野ユースホステル宿泊者

■参加費:無料

■スケジュール

20:00 ティータイム(コーヒー、紅茶を無料で提供します。飲みながら聞いていただけます。)

20:15 開始(約30分)

 

 

■2月1日(金) 太秦編

宇多野YHも住所は実は「太秦(うずまさ)」。国宝一号の弥勒菩薩がある広隆寺や東映太秦映画村で有名かもしれませんが、それだけではない隠れた穴場満載の街です。撮影所を横目に少し路上観察の視点も加えて、この地域ならではのお店や魅力をお伝えします。

 

■2月3日(日) 京都市バス編

京都市内を縦横無尽に走り回るまさに市民・旅行者の足「市バス」。その車体や路線、系統番号など実は様々な意味があるのです。京都観光とは切ってはきれないそんな市バス、何気なく乗車していて見落としているのその隠れた魅力をお伝えします。

 

2月5日(火) 京の名所編

近世から現代までのガイドブックを参照し、京都の観光対象や観光コースなどの観光される空間がどのように変化してきたか検討したものです。1日20㎞以上を歩く観光コース、失われた観光施設等についても焦点をあて紹介します。古くて新しい観光コンテンツの提案をしてもらう予定です。

 

2月7日(木) 京の市電編

今では京都市内の足として活躍するのは「市バス」ですが、一昔前は市内あちこちに路面電車が網目のように走っていました。現在は梅小路公園での運行をはじめ大宮交通公園や一部の幼稚園内などにひっそりと佇んでいますが、そんな彼ら(?)にスポットを当てた企画です。

 

2月10日(日) 秀吉の聚楽第編

秀吉が天下統一後京都市内に築いたお城「聚楽第」。竣工して8年後に徹底的に破壊しその遺構もなかなか確定できない今だ謎の多いお城です。平安時代、かつての平安宮の上に建てられたこの聚楽第の痕跡を辿ってみませんか。

 

2月12日(火) 琵琶湖疏水編

現在では、南禅寺の水路閣やインクラインなど観光地としても有名な琵琶湖疏水。かつて明治維新で首都が東京に移り衰退していく京都に起死回生の一発を放った一大土木工事でした。そんな歴史に隠された疏水についてちょっと知ってみませんか。

 

2月14日(木) 映画ロケ地編

かつて京都は時代劇のメッカでした。現在でも東映や松竹などの撮影所では時代劇ならず現在劇も盛んに撮られています。「京都○○殺人事件」などドラマも多く目にしませんか?「えっ、その作品も京都がロケ地?!」そんな京都の撮影現場を一緒に旅しましょう。

 

2月17日(日) 嵯峨嵐山の竹林編

嵯峨嵐山の竹林景観は、京都の風景のイメージとして定着しています。その竹林の景観は、いつ誕生したのかについて検討したものです。古くは、嵐山と言えば松林でした。竹林の風景がどのように整備されてきたかひも解いていきます。その誕生は、意外に新しいということが判明しました。

 

2月21日(木) 嵐電各駅停車の旅編

ライターさんと巡る嵐電各駅沿線のあれやこれ。お店からあっと驚く秘密スポットまで聞き込み取材をもとに再編集、ローカルな地元ネタで楽しませていただきます。

 

2月24日(日) 京のサウンドスケープ編
サウンドスケープ、すなわち「音の風景」に関する報告です。音を聞きに来る観光客はほとんどいないかと思います。京都市内の各地区の音の特性、例えば騒音とか周波数とか、それらと風景との関係について分析します。京都の風景にとって心地よい音は、それを聞ける場所を紹介します。

 

2月25日(月) 京都の場所のイメージ編
立命館大学の学生が、京都をどのようにイメージしているか。学生が好きな場所・嫌い場所、きれいや場所・汚い場所など、アンケートを元にした京都の場所のイメージを紹介します。

 

2月28日(木) 京のデパート屋上編
明治時代いらいデパートの屋上はどのように利用されてきたのか?観光でデーパートの屋上を訪れる機会は少ないですが、かつてデパートの屋上は、遊園地や展望台など様々に利用されてきました。京都のデパートの屋上の歴史をひもといていきます。

 

 

立命館大学文学部京都学プログラム・京都学演習Ⅱ(河角ゼミ)

主に地理学やデジタル人文学の立場から,京都らしさの解明や京都の地域資源の新たな発掘を主な目的として研究を進めてきました。ゼミ生は,昨年の年末に4年間の学生生活の集大成として,卒業論文を大学に提出しました。この研究成果を地域に発信するために,2月開催のエブリテイワンの場を活用させていただいて,卒業論文をキョウノヨリミチという形に変換し,プレゼンテーションを行うことになりました。学生が4年間見つめた京都をお楽しみいだければ幸いです。

 

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