時は１９０９年８月２６日、ドイツの村のあるグループが遠足にでかけました。
彼らは不運にも嵐に遭ってしまい、リーダーはなんとかグループを学校の建物に避難させ、教室を宿がわりにしたそうです。
近所の農夫が寝るための藁と、夕食用のミルクを提供してくれました。
その時のリーダーがユースホステル運動の祖と言われる、リヒャルト・シルマン。
この経験から彼はユースホステルの理念を思いついたそうです。
ちょうど２００９年の８月２６日は、その嵐の日から１００年目あたります。
うたのユースホステルでは、ユースホステル運動１００周年を記念して、２６日にご宿泊のみなさまにオリジナルハガキをプレゼントして、「１年後の未来の自分、もしくは大切な人へ送る」という企画をご用意しました。
１００年前にシルマンが発案した「青少年が世界中を安全に旅できるネットワークを！」という理念をこれからも受け継いで、広めてゆきたいという願いをこめて、この日を皆さまとお祝いしたいと思います。